2012/09/24
移住小咄1・暮らしとリスク
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cabin8design
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ラベル: energy issue 3.11, food, scotland
2012/02/06
食べ物ノート・レビュー
ひろく、うすく、ながーく汚染が続くとマヒしますね。最近とくに食べ物への注意力が下がってきてラーメン屋に抵抗なく入っちゃう自分もマヒしてきたのかもしれません。それかあまりに周囲が気にしていない様子なので、同調バイアスが働いてきているのかもしれないな。それもいかんいかんと思うのですが、放射能を気にすることに疲れてきている方たちも多いので、改めて放射能汚染の「気をつけるキーポイント」をおさらいしてみようと思います。注:長くなります。
*今回の福島第一原発事故は、チェルノブイリ原発事故と違って核爆発ではなかった。そのため爆発温度が低く、金属が蒸発するほどの温度に達していない。おかげでチェルノブイリのように金属核種が蒸発ガス化して、風に乗って遠くまで飛ぶということはなかったようだ。そのおかげで心配されたプルトニウムはほぼ原発敷地周辺と風下にあたった飯館村(など)にとどまり、骨に蓄積して体外に排出されにくいストロンチウム(以下 Sr.)も被曝量でセシウム(以下 Cs.)の一万分の一以下にとどまった。当初に人々を被曝させたヨウ素は遺伝子を傷つけ、将来に被害をもたらすものの、寿命(半減期)が短かったおかげで現時点では数億分の一まで下がっている。今後気をつけなければならない放射性物質としては、ほぼ Cs に限定されていると言えるだろう。
《 セシウムの性質と食べ物の汚染 》
*だから Cs を含んだ食べ物が怖い。食べ物が放射能に汚染されていたら、体の中に蓄積されて、内側から放射線に撃たれることになるからだ。体内に入った放射能も、時間が経てば排泄されていく。この時間を「体内半減期」と言って、物質によって大きく時間が違っている。しかし今回の福島第一原発事故では、最大の被曝量となるのは Cs だから、その Cs を見ておこう。Cs は水に溶けやすいと言われる。しかし現実には溶けやすすぎるのだ。マイナス116℃で水と反応するので、常温の大気に出てくれば必ず大気中の水蒸気と反応する。そして一度水と反応した Cs は、二度目の反応はしない。だから常温の世界では水と反応しないのだ。水と反応し、粘土やホコリと反応する。余った電子の数が、粘土を引きつけるからだ。だから現実には、Cs は必ずホコリと共にやってくる。水の底に沈んだ汚泥や側溝の下、雨どいの下やすべり台の下に集まるのはすべてそのせい。エアコンや車のフィルターに集まるのも同じだ。逆にそのせいで、最初の雨水に叩き落されはするが、その後の雨には含まれにくい。野菜も同じで、当初ホコリと共に降り注いだ Cs が野菜を汚染したが、その後の野菜の汚染レベルをみると、ほとんど汚染されていない。根を経由しての汚染は、ほとんど見当たらないのだ。汚染度は以下のHPに掲載されている。
・淡水魚
*逆に言うと、汚染されている食品は限定されている。それらを覚えた方がずっと早い。 第一に生体濃縮による汚染だ。栄養と勘違いして集めてしまった Cs を、微生物、小魚、大魚と濃縮してしまった場合だ。この生体濃縮に注意すべきものは、「肉・卵・魚・牛乳」だ。しかし日本の畜産ではアメリカ産の配合飼料を与えるのが一般的であるため、家畜の汚染度は高くない。当初の汚染されていた稲藁を与えてしまった牛肉や牛乳以外では高くはない。むしろ問題なのは天然由来の魚介類だ。魚の汚染度を見てみると、大まかに淡水魚、海の底生生物、海の回遊魚の順に汚染が下がっていく。淡水魚の中でも特にアユが高い。これは特殊に Cs を集めるコケを食べているためだ。それ以外の淡水魚も高い。これは栄養分の少ない川に生息しているためだろう。汚染されている海は限定的だ。特に福島沖と茨城沖が高い。福島原発から莫大な放射能が海に流されたが、その流れは北から流れてくる千島海流が南に押し、茨城と千葉の県境にある犬吠崎で、南からの強い流れである黒潮に押されてハワイ方向に流されていくためだ。もちろん乱流もあるので周囲に広がりはするが、汚染度の高い場所は福島と茨城沖に限られている。
*第二に特殊に集める生物がある。直接食べることはないがコケ、特に注意すべきなのはキノコ、とりわけシイタケ、ナメコだ。キノコは菌類であるせいか、よく周囲からセシウムを集めてくる。他に葉の固いイネ、笹、竹などが集めやすい。特に来春のタケノコは要注意だ。日本では一般的ではないが、チェルノブイリではブルーベリーが非常に高く汚染されていた。
(わたしはキノコは 3月以来一度も口にしていないのですが、いやはやキノコは最強です。まさにマリオが一機死ぬ毒キノコ。つい先日も干しシイタケから規制値 4倍のセシウムというニュースがありましたが、今どきあの異常に高い暫定規制値を超えてしまうものなんてキノコにしかできない荒技です。26年経った今でも、欧州でチェルノブイリ由来の高い Cs がマッシュルームから出たという記事も見ました。以前も触れましたが、汚染されたおがくず(菌を育てる床)が北関東から四国に流出した例があったので、今でも産地を問わずキノコは気をつけた方がいいと思います。ああ、なめこ汁食いたいなぁ。)
*第三に幹や枝葉から汚染が伝った可能性のあるものとして、果物、クリ、ウメ、お茶がある。福島周辺は3月の時点では若葉はまだ生えていなかった。幹と枝ばかりの落葉樹には、幹自体に汚染が取りついた。それが樹幹流と呼ばれる雨水の流れとともに、果実に入り込んだのだろう。お茶の調査では根から吸い上げたものではないとされている。汚染された落ち葉も、2011年の葉よりも2010年に落ちた落ち葉の方が汚染度が高い。
*第四に部分的に集めている作物がある。特にコメの胚芽部分、小麦の麦芽部分だ。チェルノブイリの調査では、胚芽部分に93%の汚染が集中していたというデータもある。胚芽部分を除いた白米では、汚染は相当低くなる。
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2011/11/24
暫定規制値あれこれ
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2011/10/21
食べ物ノート・なう
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2011/10/04
木を見て森を見ず・その2
新しく出てきた民間療法的な放射能への対策法を「あやしい!無意味!」と激しく反対する方は、自分や家族がその代替医療のようなもので痛い目にあったのでしょうか。確かに極端に信仰してしまった場合、健康に悪影響が生じるケースもあるようです。そうなればまさに木を見て森を見ず・・・放射能に気をつけてたら別の害が生じちまったということに。しかし、被害を被った立場でもなく、実際試したこともない(直接尋ねてはいませんが)ご様子の科学者さんだったり、一般の方たちだったりの声により、膨らみすぎている感のあるこの議論。この方たちは「この不安に乗じて人を騙す奴らが許せない!」というシンプルな正義感から反対意見をぶつけているのでしょうか。なぜだか素直にそうも思えないのです。 少し前に『エセ科学批判が、ネット上でのいじめにつながっていないかの検証が必要だ。なぜエセ科学の唱道者でなく「変わった」一般市民へのバッシングにつながりやすいのかの検証。ニセ科学サイドは、科学リテラシーの衣を着た警察気取りなのではないか?』というツィートを見かけて、ふむふむ、と思いました。人を騙す行為はわたしも怒りを覚えるし、パトロールする気概も賛同しますが、単にこのカルト的動きが鼻につくという方々のご意見もあるのかもしれません。
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2011/09/29
木を見て森を見ず・その1
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2011/09/17
ふたたび・食べ物ノート

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2011/07/16
また又・食べ物ノート
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2011/06/19
続々・食べ物ノート
小出裕章先生のコメントがやっと民放で流れるようになりました。原子力の専門家でも脱原発側の学者の警告はとりあげてこなかったマスメディアが徐々にその姿勢を変えてくるのも、事態の深刻度のバロメーターでしょうか。
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2011/06/09
土と水
「きれいな水と土では、腐海の木も毒を出さないとわかったの・・・汚れているのは土なんです。」(「風の谷のナウシカ」宮崎駿 より)
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2011/06/06
「何がほんとかわかった頃にはすでに遅い」とチェルノブイリから学ぼう
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2011/05/28
続・食べものノート

「(前略)確実に言えることは、セシウム137 やストロンチウム90 などの放射性物質の影響をもっとも大きく受けるのは子どもたち(特に 5歳未満の小さなこども)です。
また、子どもは体内の水分比率が大人より大ですから、身体の水分に溶け込むセシウムの割合も、必然的に大人より高くなります。
また、子どもは、大人より、牛乳をのむ機会が多いのが一般的です。となれば、ストロンチウム90 の内部被ばくにさらされる機会も多い、と考えられます。
しかしながら、放射線は遺伝子であるDNAを傷つけることが分かっています。傷つけられたDNAが正常に修復されない場合、異常な細胞が産生されてゆきます。こうして生じるのが「がん化」です。
ヨード131 を除いて、ある特定の核種が、特定のがんを特異的に引き起こす事が多い、と言うことは証明されていません。しかし、放射線の一般的な特性を考えれば、どの核種による被ばくにおいても、将来のがん発生の可能性を考えることは、当然のことと言えます。
がん化には、10年から20年以上が必要だといわれます。子どもたちは成長の過程にありますから、それだけDNA複製も活発に行われます。つまり、放射線の影響を受ける機会も大人より多いわけです。また、平均余命を考えれば、将来、子どもたちが、がんに罹る確率も高くなります。(後略) 」
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2011/05/25
日々是被ばく(食べもの)
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ラベル: energy issue 3.11, food
