自分はお世話になったことはないけれど、空港で "lost and found" を見かけるたびに、英語ってシンプルだなと頷いてしまう。「遺失物取扱所」と言われるよりなんだか lost and found だと、なくしちゃったけど見つかる感じもしませんか。

人間は忘却の生き物です。忘れないと新しいことを覚えられないという許容量の問題だけでなく、意図して忘れ去りたいことも多い。忘れたくない、忘れてはいけないこともたくさんある。ここは忘れっぽい自身の日々の「公共備忘録」です。また、立ち寄ってくれた方たちがここで何か発見をして、喜んだり怒ったり哀しんだり笑ったりしてもらえれば幸いです。

《 NOTICE 》ちなみに今はもっぱら脱原発ブログとして展開中であります

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2011/06/09

土と水

「きれいな水と土では、腐海の木も毒を出さないとわかったの・・・汚れているのは土なんです。」(「風の谷のナウシカ」宮崎駿 より)


ですね。
汚れちまって、誰がもとに戻してくれるんでしょうね。人間がやってしまったことだから、人間がもとに戻していくしかないんだな。誰もやってくれないし、わたしたちは土と水が必要だから。
知りましょう。

放射能で「汚れた土」がこれからしでかすこと/汚染地域 800平方km 以上、もとに戻すには 100年以上かかる(現代ビジネス)

*原発事故の放射性物質 食品への影響、止まらず/ 7都県 41品目で規制値超、「付着」から「吸収」へ(毎日新聞)

*どこまでが毎時 0.25 マイクロシーベルト(年間 2ミリシーベルトを超える)エリアか、地図上の区切り(北関東広域、東京東部にかかる)※ 0.25 μSv/h はチェルノブイリから 30km の立入り禁止区域(現在)と同レベル

*空気中に広がった放射能が下水に流れ込み、下水処理場で水を処理する過程で生まれた汚泥にすさまじい量の放射性物質が濃縮されている。その汚染された汚泥をセメントで再利用したり、処理のため焼却する場合、放射能汚染・拡散の二次被害が起こる。

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