
デモが多様化する中で、おそらく一発目の高円寺サウンドデモの流れをくむと思われる「怒りのドラムデモ」というのがあります。とにかくノイズを!というやつ。今日は代々木公園から出発〜代々木公園へ戻る定番コースを回るってことで、前から行ってみたかったので、昔やってたラッパを引っ張りだし(もったいないことに Bach という結構いい楽器なのに 15年くらい眠っていた)、子どもにはハーモニカを支給し、しゅっぱーつ。
ちょっと出遅れたのと、隊列がひとつしかない規模のプチデモだったため、思った以上に早く進んでしまい、渋谷駅前の join ポイントを逃し、ゴール間際の数十メートルだけ合流して歩くという残念なことになってしまいました。連れ出したラッパはかろうじて音は出たものの、低いひょろひょろとした音しか出ず・・・ひとり肩を落とす。しかし、ドラマーさんたちはよい具合に力強い怒りのドラミングをされていて、ゴール後もケヤキ並木にしばらく響いていました。



Last 3 photos : © Sutton-Hibbert
穏やかデモもいいですが、こういった非常にストレートなデモの方が個人的には好きです。だって怒ってるわけだし、怒りの感情というのが一番アクションに結びつくモチベーションだと思う。怒ってるから、電車に乗ってまでデモに行く。怒っているから、休みの日も平日も関係ない。怒っているから、恥ずかしげもなく渋谷で吹けないラッパをならす。怒りの火が収まらない限り、アクションの火も消えない。
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